17歳先輩の話。
9月28日(生後331日目)
昨夜は以前も記事にした近所の元NICU出身の女子高生宅にマミーとカナタを連れていった。「抱っこする!」って17歳になったその娘にずっと抱かれカナタもまんざらでもなさげ
みんなのしゃべる声にカナタは授乳中も集中出来ずにずっとキョロキョロ![]()
まずはユキの母乳が足りている・いないで盛り上がる。もし母乳が足りてないなら赤ちゃんは痩せて母の体重が増えるって。ユキは超顔丸いけど体重は変わらない。ママさんは添い乳したまま寝て朝布団までびっしょりだったらしい…そんなに?結局、授乳中のおっぱいの張りとカナタの飲む様子を見て「出てるけどカナタが疲れて少しずつ飲んでいる?」説に落ち着いた。
その娘は8ヶ月の時に仮死状態で生まれ2ヶ月で退院。ママが良く母乳が出たのですくすく成長、体重もすぐ正期産の子に追い付いた![]()
でも1歳3ヶ月の時につかまり立ちは出来るのにハイハイが出来ないので脳性まひとわかった。ズリバイが微妙で四つんばいは出来なかったらしい。それからママがリハビリの方法を学ぶためにリハビリ専門の病院に3ヶ月の母子入院。そこではその娘はまだ軽い方のまひ。他のママから「何であんた達はここにいるの?!」とキツイ口調で言われた事も。
リハビリは精神的にきつく凄く嫌がった。小さい子がリハビリのストレスから指の爪を噛み、指の爪がなくなると足の爪まで噛んだそうだ。あまりに嫌がる姿を見た親戚から「それじゃ虐待だ!」と言われママは陰で泣いた事もあった。それでも2人で泣きながら押さえ付けて頑張った。その娘のためでも一番辛かったのはママだと思う。
3歳の時の視力検査で弱視ってわかった。でも7歳までは視力は回復するらしく訓練した。早期発見・治療を行えたのは低出生体重児の特権だったのかも。医師には「近視ではあるけど眼鏡だけで過ごせるから有り難い事ですよ。」と言われたって。
「この娘は生まれた時泣かなかったの。すぐ脳に酸素が行ったかって大事なんだって。カナタ君は泣いたのなら大丈夫。」「舌の形がいびつだったからミルクも嫌がらずに飲んだのかな?もう治ったけど。」「私は医師じゃないけどカナタの様子を見る限りじゃ大丈夫だよ。この娘は両手を合わせる事も指しゃぶりも全くしなかったから。」
何だか話を聞けば聞くほど壮絶に聞こえるんだけど、ママが真剣に話す横でカナタを抱きながらニコニコ笑い、たまに自分の体験談にビックリしてるその娘を見てたら何だか不思議な感じ
本当に嘘みたいに普通なのだ。よく笑って本当におしゃべりなフツーの女子高生!実際に近所で遊んで育ったユキもカナタをうんで、マミーから聞くまではその娘が早産で生まれた事すら知らなかったんだから
だって小さい頃から体は小さかったけど元気でおてんばなイメージだった。
「先の心配はしない方がいいよ。今から悩んでも未来は変わらないんだから。悩むのは何かが起こってからで良いんだよ。カナタ君は大丈夫!」って言ってくれた。
カナタはこの先目立って大きな障害は心配ないと言われているけど、細かい部分(物をつかめるかとか走れるかとか。)はまだはっきりとはわからない
これから先その段階になってみないと何がわかるかわからない。その時の心構えは必要だけど、無用な心配はカナタのために良くないしね。「カナタなら大丈夫!」ってユキ達がそう信じて育てていかなきゃね!
なかなか低出生体重児のその後って知る機会がない。こんな身近にその先輩がいるなんてユキは恵まれてます。これを読んでユキのように励まされる人がいれば良いなと思います![]()
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